本音で徹底分析!全てがわかるSBIネット銀行の住宅ローンのメリット・デメリット・口コミは?

住信SBIネット銀行の住宅ローンは、ほとんどの方にとってお勧めナンバーワンの住宅ローンです。

住宅ローンの商品内容が圧倒的にナンバーワンであることも間違いないのですが、「こんなはずじゃなかった」というような騙しがなく、顧客志向の住宅ローンです。また電話対応も素晴らしく、丁寧かつ適切な回答をしてくれます。実店舗はありませんが、手続きに全く不安を感じさせません。

 

金利の特徴

金利プランは、基準金利からの引下げ幅が全期間一定の「通期引下げプラン」と、固定金利特約期間は基準金利からの引下げ幅が大きく、固定金利特約期間が終了すると引下げ幅が小さくなる「当初引下げプラン」の2つがあります。

当初引下げプランの当初金利引下げ幅は固定金利期間によって大きく異なっています。途中で通期引き下げプランと当初引下げプランの切り替えはできませんので、どれが自分にとって最適なのかをよく見極める必要があります。

大まかに言えば、変動金利を中心に考えている人は通期引き下げプランが向いています。固定金利を中心に考えている方は当初引下げプランが向いています。次から通期引き下げプランと当初引下げプランの詳しい内容を見てみましょう。

住信SBIネット銀行の通期引下げプランと当初引下げプランの違いで混乱される人が多いようです。恐らく頭のよい方ほど混乱するのではないかと思います。...
 

通期引下げプランと当初引下げプランの比較

※2017年9月適用金利

固定金利特約期間 通期引き下げ 当初引き下げ
変動 0.444% 0.975%
2年 1.13% 0.35%
3年 1.13% 0.45%
5年 1.17% 0.46%
7年 1.04% 0.64%
10年 1.04% 0.64%
15年 1.32% 0.92%
20年 2.26% 0.98%
30年 2.25% 1.20%
35年 2.33% 1.28%

 

通期引下げプランは変動金利を考えている場合に向く

前述のとおり、変動金利を考えている場合、通期引き下げプランの変動金利のほうがお得です。ただし、途中で変動金利が上昇し固定金利に切り替える場合は当初引下げプランの固定金利よりも不利になります。

ですから、通期引き下げプランを選ぶのは、「変動金利にしたい」かつ「今後も金利は上昇しないと予測し変動金利を将来に渡って選択する」という場合がよいでしょう。

 

長期固定がお得な当初引下げプラン

住宅ローンはリスク変動のない固定金利にしたいという場合は、当初引下げプランがお得です。20年、30年、35年の長期固定はかなりの低金利で他行の追随を許しません。

住信SBIネット銀行の住宅ローンは変動金利の安さで注目を浴びますが、固定金利も劣らず魅力のある低金利です。

 

ミックスローンもOK

金利タイプを2つ組み合わせたミックスローンも可能です。変動金利と固定金利だけでなく、特約期間の違う固定金利と固定金利の組み合わせも可能です。ミックスローンにした場合、諸費用が若干高くなることがありますのでご留意下さい。

 

諸費用の特徴

住信SBIネット銀行住宅ローンの唯一とも言えるデメリットが、取扱事務手数料が他行と較べて高めであることです。例えば3,000万円のローンを組む場合、事務手数料は648,000円になります。ただ初期費用は高いのですが、金利の安さで十分にカバーできると考えます。

保証料

無料です。

団体信用生命保険

無料です。

取扱事務手数料

借入金額×2.16%

 

事務手数料や諸費用分もローンできる

金利が安いのは魅力だけど、諸費用を初期一括で支払う手元現金がないと悩まれる方もいらっしゃるでしょう。住信SBI銀行の場合、取扱手数料、登記費用、火災保険料などの初期費用をローンとして組むことができますので、手元資金に不安がある方でも大丈夫です。

繰り上げ返済の特徴

住信SBIネット銀行の繰り上げ返済のしやすさは最高水準です。これ以上、望むことがないレベルです。

インターネットから手続きでき、手数料は無料で何度でもできます。しかも1円からできますので、節約して繰り上げ返済することが楽しみになります。

繰り上げ返済日を手続きした翌日から指定できるのも大きなポイントです。繰り上げ返済する日が早ければ早いほど金利負担が減少します。

  • インターネットから手続き可能
  • 手数料は何度でも無料
  • 返済額は1円から可能
  • 返済方法は「期間短縮型」と「返済額軽減型」の2種類
  • 繰り上げ返済日は翌営業日以降から可能
 

住信SBIネット銀行住宅ローンの特徴

勤続年数が短くても審査OK

勤続年数が短いとそれだけで審査を受けられない銀行も多い中、住信SBIネット銀行の場合、勤続半年以上から審査可能です。

8疾病保障が無料

8疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中、高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎)で就業不能になった場合、月々の返済が保障されます。他銀行だと上乗せ金利になることが多いので、これは大きなメリットです。

 

住信SBIネット銀行住宅ローンに向く人

変動金利を選択したい人、固定金利を選択したい人、どちらの人にも住信SBIネット銀行は大きな魅力です。変動金利、固定金利共に業界最低水準です。取扱手数料の高さが気になるかも知れませんが、金利が安いことで長期的にはペイできるでしょう。

その他、繰り上げ返済のしやすさもピカ一です。万人に向いた最高の住宅ローンと言えます。

住信SBIネット銀行住宅ローンに向かない人

借入期間が短い人は「取扱手数料>支払利息削減メリット」になる可能性もあります。借入期間が短い方は、取扱手数料が安くかつ変動金利が低い住宅ローンを検討するとよいでしょう。

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