個人向け国債の人気が急落 【News20160913】

2016年8月応募額は前月からほぼ半減

個人向け国債「9年ぶり」の人気目前でまさかの急減速

今年度の8月までの累計発行額は1兆5170億円と、このままいけば2013年度(約3兆円)を上回り、07年度(4兆6617億円)以来9年ぶりの高水準も視野に入るペースで資金を集めていた。ところが、ここにきての大失速。財務省が6日公表した8月の応募額(9月発行分)は1692億円と、今年最低にとどまったのだ。これは前回7月の応募額(8月発行分、3209億円)から、ほぼ半減という低調ぶりだった。

引用:ダイヤモンド・オンライン

特にこの結果に驚きは感じません。確かに個人向け国債は元本が保証され、金利は一般的な普通預金の5倍程度あります。しかしそれでも金利はたかだか0.05%(2016年9月時点)です。

100万円を1年間運用して500円の利息です。1億円を運用しても5万円です。そのわずかな利息のために最低1年間資金が固定化されるリスクは負いたくないと思う人が多いでしょう。ですからこの結果は当然のように思いますし、むしろこれまで個人向け国債にこれだけの額の応募があったことに驚きです。

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